7年7ヶ月

今日26歳の誕生日は、高校卒業後初めて日本を発ってから丁度七年七ヶ月目に当たるらしい。もう7年もたつのかという驚きと、7年の間に経た道程に対する個人的な愛着が同時に押し寄せて、我ながら心にくるものがある。
この間にそれなりに前進はしたものの、まだ大きな結果は残せていないのが現状である。よくよく考えれば7年間の間に実際に映像制作を真面目にやっていたのはここ4年ぐらいだろうか。2010年に初めてアニメーションを作り、2011年はCGを個人的に学びかつアニメーションを引き続きコツコツ学び、2012年は右も左も分からずプロダクションの過程をUSCで経験し、2013年は短編を極める為の試行錯誤の一年。2014年は、文字通りこの4~5年の集大成とする一年にしたい。
4年間で学んだのは作っていて充実感のある企画とそうでない企画には明確な差があり、しかもだいたいの場合それは制作前に判明するという事だ。そういう意味で、僕自身が充実感を持って遂行出来る企画を嗅ぎ分ける力はいくらか付いているはずなので、その嗅覚を頼って、やりがいのある企画を仕上げていきたいなあと思う次第である。