鬼哭啾々

特に差し迫った課題も無い週末はどうも気持ちが空回りしてしまう。ぼんやりと新聞を読み、数ページの課題を書いたら、あとは当ても無く今後の予習もどきと趣味に時間を費やしてしまった。
New York Timesの国際面ではダゲスタンの不穏な政治情勢が書かれていたけど、その書き方がどこぞの三文小説のようで、少し違和感を感じた。統率力のない大統領、ロシア当局に甘んじるしかできない政治体系、イスラム原理主義しか拠り所の無い青年たち、一度入ったら出て来れないと言われているテロ組織を、”森”と喩えて嘆くその親達。これがフィクションならいくらでも面白くなりそうだけど、実際は地獄絵図であるというジレンマ。考えなくてよければ楽なんだけどなあ。
Political Uncertainty Grips a Russian Republic