料理は素晴らしい

晩ご飯に豚肉とタマネギを焼いて食べようと調理をしていたら、突然濃い味を食すのが億劫に感じたので、焼き上がった時点で舵を切って煮物に作り替えることに決めたのです。醤油と酒とみりんと出汁入れて。分量が適当だったので出来は不安だったけど、どうにか味を調整していざ実食。
そうしたらもう、こんなに美味いもんがこの世にあるかと我ながら自画自賛しても恥ずかしくない、肉じゃが風豚肉煮物の最高傑作が出来上がったのだ。本当に美味かった。しかし、これはどう考えても独身孤独デフレスパイラルが着々と進行しているのであって、こんな生活はできれば変えたいという、ネガティブな思考を打ち消すためにまた一口汁をすする。うまい。ところで、その年の映画で一番美味そうな食事に送られる、アカデミー食事賞って作ったらいいんじゃないだろうか。ごくり。