換骨奪胎

今日は高校時代の友人と会ってきた。みんな去年の夏とたいして変わってなかった。話題も尽きずとても楽しいひとときでした。
まずギャンブルはなぜ楽しいか、について。確かに、論理的な所謂経済人はギャンブルなんて面白いと思わないのはよくわかる。特に競馬パチンコはJRAと各々のパチンコ会社が年間数百億の利益を出している事を考えれば、バカらしい。というのも納得がいく。ただギャンブルはビジネスじゃないからねえ。勝つ高揚感を味わう為の娯楽、と捉えれば別に不思議な事ではない。ただ、それを娯楽と割り切れない人がなぜこうも沢山いるのか、という疑問に対してはあまり具体的な説明が出来なかった。この件に関する資料はいくらでもある気もするが。
あと、しばらく会ってない友達と共通の話題がなかなか見つからないときに、「この一週間のスケジュールを教えて」と聞くと結構盛り上がる。仕事の抽象的内容よりも、具体的な日々のタスクについて語る方が簡単だし、聞き手も想像しやすい。普段喋らない感じの人でもその程度なら大丈夫だろうし。
そして飲みのあとはボーリング。これはもう恒例行事。普段通りにボーリングするのも飽きたので何か新しいルールを作れないかと考え、ダーツの111をヒントに、レーンの平均点が一定の値に近いチームの勝ち。というルールにしてみた。これだけだと、先にその値に達してしまったチームはガーターを続けてしまい、ゲーム性を損ねるので、目標値を、第一ラウンドのプレイヤー全員の平均点+10にしてみた。しかしこれでも、平均点は第一ランドと第二ラウンドで大して変わらず、結局一番合計の高いチームが勝ってしまった。
改善する為には、ゲーム中に平均点が目標値に達したレーンは、その後ガーターが出来ないようにすれば良い。改善策として考えられるのは、ガーターを-10とするか、目標値を超えて以降+20等にするかである。どちらにするかでゲーム性は全く変わってくる。
−10にすると、序盤はみなとにかく飛ばし、最後の3ターンでガーターを使い調整をする、というゲーム展開になる。+20にすると、中盤での調整が重要になってくる。そして、目標値を超えてからはガーターが出来なくなり、出来るだけ1を狙うようになる。しかし、1を狙うのは容易でないだけでなく、ギリギリずれてしまえば+20になってしまう、危機一髪の一投を続けなくてはいけない。個人的には後者の方が緊張感があって好きだけど、盛り上がるかどうかで考えると、前者だろう。
ルールとしてはまだ不完全だけどやってみるとけっこう面白いかも。おそらく、この手のルールでもう既に誰かがしっかり調節したものがあるだろうから、それを探してみるのも良いかもしれない。