ピクサーのストーリーテリング22のポイント
という有名なスライドがあるのだが、22個の項目の順番が色々バラバラだったり、若干内容が被っていたりしているのが気になったので自分なりに纏めてみた。もしかしたら元のスピーチを聴けば詳しい違いが分かるのかもしれないけど、見つかりませんでした。ちなみに訳は自分の記憶を元にしているので若干適当。
- ストーリーについて
- 物語の基本の構造に忠実であれ(4)
- エンディングを作れ。エンディングほど難しい物は無い(7)
- 物語につまったら、次に絶対起こりえないことを考えろ(9)
- すぐ頭に浮かんだアイデアは没にしろ。自分を驚かせろ(12)
- 自分がこの状況にいたら、を考えてストーリーに信憑性を(15)
- 偶然から始まる物語は良いが、偶然で終わる物語はダメ(19)
- キャラクターと状況は具体的に考えなさい(21)
- Stakeは何か?(16)
- キャラクターについて
- キャラクターの成功ではなく、努力する様を描け。(1)
- キャラクターは単純化させなさい(5)
- キャラクターは何が得意か?正反対をぶつけてみよう(6)
- キャラクターには意見を持たせよう(13)
- テーマについて
- テーマは書き終わるまでは分からない。(3)
- 物語の中に潜む自分の信念とは何だろう?(14)
- 自分自身を知りなさい(18)
- あなたのストーリーの本質は何なのか、知りなさい。(22)
- 物作りの姿勢について
- 書き手が書きたいものと、観客が観たいものは違う。(2)
- とりあえず最後まで書きなさい。(8)
- すきな映画のストーリーを解体してみよう(10)
- アイデアは書き留めて、人とシェアしなきゃだめ(11)
- 何であれ、書いた物は無駄にはならない。(17)
- ダメな映画が何故ダメかを考えてみよう(20)
15や21みたいな「当たり前だろう。」と思うのもあるが、概ね脚本作りの際に壁を越えるいい支えになるアドバイス達だと思う。ここ二年間、様々な場面で痛切に感じるのが2と7。キャラクター関係、テーマ関係に関する項目は、ピクサー映画の強さの秘訣だと個人的には思っている。とりあえず、まだその真意が良く分からない9が把握出来るようになるまで色々書いてみるのを当面の目標にしようかと思ってます。